不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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Let him be.

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こんにちは!MommySun です。

今日は英語のフレーズのご紹介です。

 

Let him be.

 「ほっといてあげて」

 

・Let + 人+ be の形で「(人)を、そのままの状態にしておいてあげてください」という意味になり、状況に応じて「ほっといてあげて」「そのままにしてあげて」「邪魔しないであげて」「~のままでいさせてあげて」などの解釈で使われる表現です。

・him は 代名詞 he の目的格。代名詞が動詞の目的語になる場合は、目的格を使います。きちんと訳出すると「彼をほっといてあげて」となります。女性であれば her を使って Let her be. となりますね。

 

なんとかしなくては、という思い

息子が学校に行かなくなった当初、息子を「なんとかしなくては」と思っていました。

「なんとかしなくては」=「学校に戻さなくては」です。

今後の息子の人生において、学校に行った方がいいと思っていたから。

でも、当時の息子は、そのように伝えれば伝えるほど、かたくなになっていました。

息子をなんとかしなくては。息子を動かさなくては。どうしたら学校に戻るだろうか。どんなきっかけがあるだろうか。

そんなことばかり考えていました。

 

ほっといてあげて、って?!

不登校」というワードで検索しまくった最初のころは、「不登校を解決する」とか「不登校の子供を学校に戻す」などの記事ばかり探していました。

そんななか、不登校でも「ほっといてあげて」という内容の記事を見ることもありました。

「ほっといてあげて」って!?親なのにそんな無責任なこと出来るわけないよ~

「なんとかしなきゃ」って思っているのに、

「ほっとく」って。

そんなわけには行かないよ~、って思ってました。

 

なんとかしなくては、って?!

ところが、なんとかしなくては、という思いは結局、

私が息子に力を加えて、

私の力で動かそうとして、

私の思い通りにしようとしている、

ということ?息子を見ていて、ふと、そのような思いがよぎり始めました。

学校に戻すことに必死になって、思い通りに息子を動かそうとすればするほど、息子の気持ちは固くなるばかり。

そうなれば、さすがに、自分の考え方に疑問が生じて来るのです。

「なんとかしなくては」と思うのは、焦りや不安の裏返し。親としてなんとかしようとしている方が、安心だったかもしれないです。

そうすると今度は「ほっといてあげて」という言葉が気になり始めます。

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「ほっといてあげる」は信じる力

ほっといてあげて。最初にその言葉を見たときは「ほったらかしにする」のような、無責任な響きを感じていたけど、そういうことじゃなくて、、なんかこう、もっと、、自由にさせてあげる、そういうことなのかな、と思うようになりました。

この同じ頃に、息子の体調が心配で連れて行った小児科の先生は、学校に行きたくなくて休む息子のありかたを肯定してくれたことがあります。その時のことはこの記事で書いています: 

sunshine-light.hatenablog.com

 

 なんとかしようとするよりも、ただ息子のありかた、ありのままを受け入れること、つまり、

 

ほっといてあげて。 =  息子のそのままでいさせてあげて。

 Let him be.

 

そしてさらに自分なりに解釈を広げていくと、

子供を信じて見守ってあげて

ということにも繋がる気がしました。ネットで見た「ほっといてあげて」という言葉は、自分の考え方を変えるきっかけの一つになりました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

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