不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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スクールカウンセラーとの関わり

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こんにちは!MommySun です。

息子が小学校から中学に上がる過渡期にお世話になったスクールカウンセラーさんが、先月いっぱいで退職されました。

息子の小、中学校(公立)にはスクールカウンセラーさんが在籍されていました。私の住む地域では、一人のカウンセラーさんがその地域の小学校と中学校を兼任されていました。また、地域の役所にも在籍されていました。

スクールカウンセラーとの関わりは、別の記事でも簡単に触れています:

sunshine-light.hatenablog.com

 

今日は、スクールカウンセラーと私と息子の関わりについてお話しします。

 

 

スクールカウンセラーとは

スクールカウンセラーについて、文科省のHPでは次のように記されています:

臨床心理に専門的な知識・経験を有する学校外の専門家

引用元:

2 スクールカウンセラーについて:文部科学省

 

また、スクールカウンセラーの業務については以下の通り:

スクールカウンセラーの業務は、児童生徒に対する相談のほか、保護者及び教職員に対する相談、教職員等への研修、事件・事故等の緊急対応における被害児童生徒の心のケアなど、ますます多岐にわたっており、学校の教育相談体制に大きな役割を果たしている。

引用元:

5 スクールカウンセラーの業務:文部科学省

つまり、学校職員ではない外部の心理の専門家で、子供、教員、保護者の相談に乗ってくれるのがスクールカウンセラーです。

現在アラフィフの私が小、中学生だった時代には、学校内で何か相談に乗ってもらう相手は教員か保健室の先生で、このようなカウンセラーはいませんでした。文科省によるスクールカウンセリング事業は平成7年度に始まったそうです。

 

スクールカウンセラーの認知度

全国のスクールカウンセラーの配置が年々拡大されているようですが、個人的な印象としては、認知度は低いように感じました。

息子が学校に行かなくなるまではスクールカウンセラーの存在は知らなかったのは私だけ?と思いましたが、当時、周りのママさんたちに、「カウンセラーさんに相談している」と話すと、「カウンセラーさんて?」という反応。少なくとも息子の学校においては、スクールカウンセラーの認知度は低かったと思います。

私が最初にスクールカウンセラーに相談に行ったのは、息子が学校を休みがちになった頃です。まだそこまで深刻ではなかった頃に学校の先生と話していて「スクールカウンセラーもいらっしゃるから、よかったら利用してみてください」と言われたのがきっかけでした。

スクールカウンセラーさんて人がいるんだ?」

というのが正直な感想です。言われてみれば、毎月のお便りにもカウンセラーの来校スケジュールが書かれてあったし、あとから気づきましたが、年度初めの教員紹介にも記載がありました。

息子に、

スクールカウンセラーさんって、ふだんお話ししたことある?」

と聞いたときは、少し考えて、

「そういえば、廊下に『カウンセラー来校日』って書いてあって、たまに一緒に給食食べに来た人がいたけど、その人かな?」

という程度。「カウンセラー」としての認識は薄かったようです。

 

私と息子とスクールカウンセラー

これまで、二人のカウンセラーさんにお世話になりました。

最初のカウンセラーさんは、息子が不登校になりかけた頃から、その後もずっと相談に乗っていただき、的確なアドバイスをくださり、

私にとっては駆け込み寺

息子にとっては、自分を丸ごと肯定してトコトン話しに付き合ってくれるお話し相手

のような存在でした。

不登校に関する各種講演のご案内をいただいたり、地域の教育相談室なども紹介してもらえて、いろいろな選択肢があることを教えてくださった方の一人です。

生活面や学習リズムなどのアドバイスを下さるだけでなく、精神的な部分で、

なにがあっても楽しむこと!

と、私が精神的に参りそうなところに明るく光を指してくださって、とても救われたのを思い出します。

カウンセラーさんにも異動があり、息子が6年生になるときに新しいカウンセラーさんが来られました。私達にとっての二人目のスクールカウンセラーさんです。

二人目のカウンセラーさんが来られた頃には、私も息子も、精神的にも生活リズムも落ち着いていて、最初の頃に比べると回数は減りましたが、それでも月に1回は面談をお願いしていました。

カウンセラーさんによってスタイルが様々で、二人目のカウンセラーさんは息子に各種アンケートやゲーム形式などで

息子が胸のうちを言葉に出来るような工夫

をされていました。また、ちょうど中学入学のタイミングだったので、中学校との連携を細やかに取ってくださり、安心して中学入学に臨めました。

 まったくタイプの違うカウンセラーさんたちですが、どちらも共通して言えるのは、

息子を全肯定してくれて、そのうえでいろいろな可能性を一緒に模索してくださった、

ということです。

 

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スクールカウンセラーは大いに利用すべき!

お世話になったカウンセラーさんは、スクールカウンセラーをもっともっと活用してほしいと仰っていて、積極的に「カウンセラーだより」を配布して利用を促していらっしゃいました。

まだまだ全校にスクールカウンセラーが配置されているわけではなかったり、配置されていても、スクールカウンセラーとの相性が合わなかったりすることも多々あると聞いたことがあります。

そういう意味では、私と息子はラッキーだったと思います。本当に道に迷ったときに、一緒に考えてくださり、道を示してくださり、励ましてくださいました。おかげで、今わたしたちは落ち着いて道を進むことが出来ています。

もしも、何か相談したいことがあって、お子さんが通われている学校にスクールカウンセラーが在籍していれば、まずは一度利用してみるといいかもしれません。身近に専門家がいるのですから、活用しない手はないと思います。

私と息子も、新年度からまた新しいスクールカウンセラーさんとの出会いがあります。とても楽しみです!

 

この記事が少しでもご参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

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