不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』

こんにちは!MommySunです。

今日は本のご紹介です。

 

『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』

著:小幡和輝

マンガ:若林杏樹

 

 

【この本を読むに至った経緯】

息子が不登校になった頃、「不登校」をキーワードにネットでいろいろと検索をしました。

そのなかで、この本の著者である小幡和輝さんと脳科学者の茂木健一郎さんの対談を掲載している記事に出会いました。

select.mamastar.jp

 

小幡和輝さんは、約10年の不登校経験を経て、高校三年生のときに起業をし、現在はご自身の経験をもとに、不登校の子供たちをサポートするプロジェクトを立ち上げていらっしゃる方です。

この対談の小幡さんの穏やかな笑顔の写真がとても印象的で、不登校を経験したとしても、未来は明るい、ということを教えてもらえて、視界が広がったような思いがありました。

その頃の息子は不登校初期。私は息子が学校に行かないということを、長い先までの「線」で見ようとしても何も見えて来ない状態でした。

そのようなときにこの対談の記事に出会い、「お守り」のようにブラウザにブックマークしていつでも読めるようにしていました。

不登校であることは、いま息子が息子らしくいられるライフスタイルであると捉えていますが、いずれは息子が自立する方法を考えることも必要になってきます。

将来的に息子なりの方法で自立することが出来れば、どんな道のりでもよいと考えています。

息子も中学生になり、少しずつ、自身で収入を得る方法を早いうちに知っておくことも役に立つかもしれない。

そう思って調べていたら、小幡さんのこの本に出会ったのです。

 

【本の概要】

 この本では、著者自身が高校生のときに起業した際の体験談を通して、子供のうちからお金を稼ぐ力を身に付けることの重要性を文章とマンガでわかりやすく説いています。また、起業する際の一歩として、好きな事から始めるなど、具体的な方法を紹介されています。

著者自身の体験だけでなく、実際に中学生で起業してお金を稼いでいる数名の体験談を座談会形式で掲載していて、それぞれが起業に至った経緯を知ることが出来ます。

 

【感想】

この本で私が一番参考になったのは、実際に中学生で起業した子供たちの体験談です。みな、起業に至る経緯は様々ですが、自身の思いを「起業」という形にしています。

私の両親は、高校生までは学業が優先で、大学生になるまでアルバイトはしなくていい、という考えでした。お金は、大人になってから稼ぐもの、という考えのもとに育ちました。なので、中学生で起業してお金を稼ぐという考えは新鮮でしたし、息子にも、この本にある中学生たちの具体例を紹介しつつ、本人にその気があればいつでも何かを始めることが出来ると伝えました。

この本について著者は、次のように書かれています:

子ども向けに書いた内容ですが、仕事を辞めたいけど辞められないというサラリーマンの方にも読んでほしいし、専業主婦のお母さんにも読んでほしい。

引用元:https://www.obatakazuki.com/kasegutachiyomi

 これからの時代、企業に属さず個人でお金を稼ぐ働き方が注目されています。そう言った意味では、この本は子供向けとしつつも、会社に属さず自身でお金を稼ぎたいと考える大人にも大いに参考になる内容だと思いました。

息子は学校には行っていませんが、好きなことや気になったことをトコトン納得行くまでリサーチしたり追求したりしたりする性格です。それは、学校で教える教科には一切関係のないゲームだったり、雑学や豆知識的なことだったりしますが、「好きこそものの上手なれ」というように、「好き」という力が「稼ぐ力」に繋がって行く時代だと改めて思いました。

息子がいつの日か自立するために、とても参考になった一冊です。

ちなみに息子は、同年代の中学生で起業している人がいると知り、

「ふ~ん、そんなことができるんだ、同い年で…。」

との感想でしたが、息子なりにページをチラチラめくって気になる様子ではありました^^。

 

この記事が少しでもご参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

 

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