不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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できることはやってみよう!

こんにちは!MommySunです。

新学期がスタートし、あっという間の4月でした。

小4からずっと学校に行っていなかった息子も、中2の夏休み前から少しずつ意識が変わり、高校進学を考えるようになって、中2の後半は別室(支援室)登校の形でほぼ毎日登校するようになりました。

中3がスタートしてからというもの、息子は、できることはやってみようという気持ちになっています。

現在通っている支援室の先生が息子にそう言ってくださったそうです。

息子は先生に絶大な信頼を寄せていて、

「先生が、できることはやってみよう、と言ってる」

と話してくれました。

 

学年の昇降口を使う

息子はこれまで、支援室に行くときはいつも職員玄関から入らせてもらっていました。

職員玄関は生徒さんたちの行き来がほとんどなく、たとえ休み時間のワチャワチャしたときでもほかの生徒さんたちに見られることがほとんどないから。

もしも誰かに会っても平気と言いつつも、本音の部分では「誰かに会ったらどうしよう」という思いがあるようで、自分の学年の昇降口、つまり自分の下駄箱を使うことを躊躇していたのですね。

先生にも正直にそのように伝えていたようですが、3年生になって間もないある日に先生が、

「できることはやってみよう。昇降口から入っておいで。」

と。

多分、おそらく、息子は「え?」と思ったんじゃないかな、と推測しますが、「はい」と答えたとか。たとえ先生にそう言われたとしても、無理と思ったら「無理です」とハッキリ言うタイプなので、先生に背中を押される形に。その日の朝、

「今日は昇降口から入る」

と言って出かけて行きました。帰ってきて、どうだったか聞いてみると、誰もいなかったし別に大丈夫だった、とのこと。

だからといって、その後はずっと昇降口から、というわけではないけど、少しずつ昇降口からも入るようにはしてるみたいです。

 

身体計測

これは前回のブログと重複しますが、先生が、少しでも慣れるために、まだ学年のみんなも新しいクラスに慣れていないうちに、皆に混じって何かをする機会として身体計測を提案してくださいました。

 

sunshine-light.hatenablog.com

 

新学期早々にクラスに混じって身体計測を受けるかどうするかを決めるにあたり、何日も前から「どうしようどうしよう」と不安と向き合っていた息子。

当日は皆に混じって計測を受け、ほんの数分だけ学活にも参加し自分の席にも座ってきました。

本人いわく、流れに乗って、気づいたら行ってたような感じらしく笑、

ヌルっと教室に入り、スルスルっと計測を受け、サラっと出てきた、

ような感じだったとか。

どうしても事前にいろんな想像や想定をしてしまい、自分でハードルを高く上げてしまってたところもあったと思います。

でも、それを乗り越える勇気を持って一歩踏み出してみたら、ヌルっ、スルスルっ、サラっとした流れにうまく乗ることが出来たのかな、と思います。

 

教室で授業を受ける!

次にできることとして、先生は教室で授業を受けることを息子に提案してくださいました。

もともと、家族でも、もし息子が高校受験をして進学を考えているならば、中学のうちに大人数の教室で授業を受けるという感覚に慣れる機会があるといいね、と話してはいて、以前に先生との面談の際にもそのようにお伝えしていました。

ただ、いきなり40~50人の中にポンっと入って授業を受けるって、、結構ハードル高い気がするなぁと思ったりもして。そもそも本人の気持ちが追い付いて行かないと意味ないし。

そこで先生の提案は、

少人数クラスの教科で授業を受けてみる

というものでした。息子の中学では、クラスを半分に分けて授業をしている教科もあるそうで、全員が揃って授業を受けているときのような、人数に圧倒されるような感じは半減すると思うので、トライしてみては?と。

息子はどうしようかと迷いつつも、

それならできるかも

と思えたようで、先生に「授業に出てみます」と伝えたそうです。

少しずついろんなことに慣れてきたのか、息子は身体計測のときのような「どうしようどうしよう」という様子はなく、当日の朝はちょっとドキドキしているようなスマイルを浮かべて学校に向かいました。

私も、息子と先生がたを信頼してお任せする気持ちで、なんの心配もせず、見送りました。

そして帰宅した息子は、

「授業行ってきた~」

と、その様子を話してくれました。クラスに小学校のときのお友達もいて、少しだけ言葉を交わすことが出来たそうです。半分の人数とはいえ、大勢の中での授業はかなり久しぶりで疲れたけど意外と大丈夫だったから、行けるときに少しずつ教室で授業受けてみようかと考えている、とも。

少しずつ、無理せずに、ね。

 

 

支援室の先生も担任の先生も、「できることはやってみよう」と、いろいろな提案をしてくださいます。でも決して無理強いすることなく、

「どうするか決めるのは自分だよ」

と常々息子には言ってくださっています。

どうすればいいか、何を選べばいいか迷いに迷いながらも最終的には自分で「こうする」と決めて行く機会を頂けているのは、ありがたいことです。

先生方に対する信頼感も、息子が「やってみよう!」と思える原動力になっているんだと思います。次はどんなことをやってみるのか、ドキドキしつつ楽しみにしています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

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