不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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不登校、欠席連絡はどうする?

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こんにちは!MommySunです。

息子は小学校から不登校で中2の今に至ります。先日、「学校に欠席の連絡をしているの?」と知人に聞かれました。子供が不登校になったとき、学校への連絡のしかたはケースバイケースだと思いますが、我が家の場合をお話ししたいと思います。

 

小学校

学校に行ったり行かなかったりの頃

息子の小学校は、通常の欠席連絡は基本的には「連絡帳」を誰かに託す形でした。そのため、学校を休み始めた最初の頃は、通常の欠席連絡と同じように「連絡帳」に書いて、ご近所に住むお友達に託していました。

次第に、休んだり登校したりを繰り返すようになったので、そのつどお友達に託すのは気が引けるし、こちらも大変に感じたので、休む日は朝に電話をさせてもらいたいと担任の先生にお願いしました。

やがて、だんだんと休みが長引くようになったので、結果的に「休みます」と電話をする日が続きました。

 

完全に学校に行かなくなって

もう、これはすぐに学校に戻る様子はないな、と思った頃に先生に相談しました:

私:「毎朝ではなく、何かあったときにお電話する形でもよいですか?」

先生:「できれば休む日は毎朝電話ください。様子を知りたいので。」

とのことでした。

様子を知りたいと言ってくださったのはありがたかったですが、これから毎朝連絡をしなくてはいけないのかぁと思うと、ちょっと気が重くもありましたが^^;、特別な理由がある日以外は基本的に毎朝欠席の連絡をするようになりました:

「おはようございます。本日も、欠席いたします。」

 

時間割を知りたいと息子が言う

息子は完全に学校に行かなくなっていましたが、学校でみんながどのような授業を受けているのかは気になっていたみたいで、あるとき、

「みんな毎日どんな時間割なのかな」

と言いました。

そこで、朝の電話のときに先生に、息子が毎日の時間割を知りたいと言っていることを伝えたところ、そこから朝の電話はこのようになりました:

「おはようございます。本日も、欠席いたします。明日の時間割を教えてください。」

 

時間割は自分で聞こう

学校への連絡は保護者がするので、だいたい毎朝7時50分ごろに電話をして、欠席連絡と時間割を私が聞いて、電話を切ってから息子に時間割を伝えていました。

しかし、あるときふと、

欠席連絡はまだしも、時間割は、私じゃなくて息子が直接聞いてもいいんじゃないの?

と思い、先生に

「電話の際、時間割のパートは息子に電話を替わってもいいですか?」

と聞いたら先生は

「もちろんです!!!」と喜んで?くださいました。

そして、朝の電話はこのようになりました:

「おはようございます。本日も、欠席いたします。明日の時間割を教えてください。息子に電話を替わります。」

 

息子が自分で電話をする

あるとき担任の先生が朝の電話について一つ提案をしてくださりました。それは、

「息子さんご本人から電話して頂いても全然構わないです。」

私はずっと、学校への連絡は基本的に保護者がしないといけないと思っていたので、その提案には驚きましたが、

「学校のほうで問題ないのであれば、息子が自分で出来そうならそのようしてみます。」

と言い、息子にその旨を伝えたところ、最初は当然うしろ向きでしたので、電話のかけかた、セリフを教え、そのとおりにしゃべってみれば大丈夫だよ、と言いました:

電話をかけて、相手が出たら:
「おはようございます。●年●組の○○です。△△先生をお願いします。」

先生が電話に出たら:

「おはようございます。○○です。時間割をお願いします。」

先生が席を外していると言われたら:

「それでは、折り返しお電話をお願いします。」

そして、あとは会話の流れのままに話しをすれば大丈夫、と伝えたら、「セリフがあれば大丈夫かも」と言ってトライし、意外とすんなり自分で学校に電話をすることが出来ました。

その後、小学校を卒業するまで毎朝、

息子が学校に電話をする

担任の先生に時間割を聞く


最後は私に電話を替わり連絡事項などを話す

という朝のルーティーンが続きました。

 

中学校

 中学に入学した時点で息子は既に不登校であることは学校に伝えていましたが、担任の先生に欠席の連絡についてどうすればよいか相談しました。

先生は、

「毎朝の電話は不要です」

と言ってくださり、何かあればその都度電話連絡する方針になりました。なので、中学になってからは毎朝欠席の電話をすることはなくなりました。

ただ、今年度から、息子は学校の学習支援室に通うことになり(それはまた別途ブログで記事にすると思います)、息子本人が直接学校に電話をして先生と日程を決めることになりました。

中学の先生は、もしも息子が自分で電話をするのが難しければ、私が電話するでもOKと言ってくださりましたが、息子は小学校で学校に電話するのは慣れているので、中学に電話するのもおそらく問題なさそうです。

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もともとは欠席連絡のための電話でしたが、思わぬ方向へと進み、息子本人が学校に電話をするというちょっとした社会勉強に繋がりました。よい経験になったと思います。

私自身は、息子が小学校のときの毎朝の電話は日課になっていたものの、中学になって電話をしなくてよくなってから、朝はとても気が楽になりました笑。

けど、毎日学校と連絡を取らなくなると、それはそれで学校との距離が離れる感じもしました。

欠席連絡ではなく、必要なときには必ず学校と連絡を取るようにはしているので、今はこのスタイルで落ち着いています。

欠席連絡のしかたは、学校・担任の先生の方針や親・子供の気持ちによってケースバイケースですが、我が家のケースが少しでもご参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

 

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