不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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支援室に通うようになって

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こんにちは!MommySunです。

早いもので、もう今年も残すところあとわずかですね。

今年は、学校に行かない生活をのんびり満喫していた日々から急な変化がありました。現在中2の息子が高校進学という目標をかかげて、今年の後半は大きくシフトチェンジ。

今も教室には行っていませんが、学習支援室にはほぼ毎日通うようになりました。午前中に1、2時間ほど、自習をメインに、分からないことを教えてもらうスタイルです。

息子が高校進学を考えはじめたものの、今まで勉強をほとんどして来なかったので、さあどうしよう??と、学校に相談をしたところ、支援室の利用を薦められたのでした。

支援室については↓の記事で少し書いています。

sunshine-light.hatenablog.com

 

気付けば支援室が日課

支援室の利用は、主に英語・国語・数学の時間割を学校が組み、それに合わせて、出席できる日・時間を自分で決めて行きます。

授業の長さは通常の授業と同じ50分授業で設定されています。毎日3教科あるわけではなく、先生方の通常授業との兼ね合いで、1教科だけの日もあれば3教科の日もあります。

日によって1時間目から組まれている日もありますが、だいたい2時間目から4時間目の間で組まれていることが多いです。

2時間目から出席する日はだいたい9時半すぎに家を出る感じです。息子はもともと学校に行かなくなっても朝は7時前に起きているので、支度にはじゅうぶん時間の余裕があります。

時間になったら玄関を出て一人で登校。終わって一人で下校。

前回の記事でも書きましたが、

玄関を出て一人で登校。終わって一人で下校。

学校に行かなくなってから、一人で外に出ることが出来なくなったのですが、支援室にはだけは一人でしっかりとした足取りで歩いて行くようになりました。

この、大きな一歩よ。ものすごいことなんです!

最初のうちは、週に1、2回のペースで通っていましたが、今では他に特別な用事がある日以外は毎日通っています。毎日通うことで、いつしか一人で登下校も慣れて日課となる。

「一人で登下校」ということにフォーカスが当たらなくなって行き、代わりに支援室に行くこと自体にフォーカスがあたるようになった。

そして気付けば「そういえば、これってすごいことだったんだな」というふうに変わって行きました。

 

その他の教科も

前述のとおり、時間割は英語・国語・数のみで設定され、その他の教科の設定はありません。

その他教科については、こちらから質問や教えてほしい内容があれば、その教科担当の先生宛にメモ書きなどで伝えてもらい、後日回答をいただく、というような連絡スタイルになっています。そのときにその先生が空いていれば、支援室に来てくださることもあるようです。

各教科のプリントなどの課題は、以前はもらっていなかったり、もらっていても息子が全く取り組む気がなかったのですが、今はなるべくプリント類は全教科分をもらうようにお願いしています。

とにかく学校側は、こちらに無理強いをすることはなく、こちらからお願いすればそれになるべく応えてくれるような体制なので、その点は本当にありがたいです。

つい先日のことですが、支援室の出席が息子一人だけだった日に、先生が

「グラウンドが空いているから、体、動かすか」

と提案してくださり、息子はグラウンドの隅で先生と二人でキャッチボールをしたそうです。

「4年生以来の体育の授業だ~!」

と先生に伝えたことを、とても楽しそうに話してくれました。

 

支援室はコミュニケーションの場

支援室の目的は、出席&学習がメインですが、コミュニケーションの場にもなっています。

支援室に通い始めたときに、先生が

「勉強もだけど、いっぱいお話しとかしようね」

と言ってくださったそうですが、実際に、休憩時間だけでなく授業時間中も時には雑談したりするとか。

かといって、学習の手が止まるわけでもないようで、私は、先生方が、勉強ばかりでなく、絶妙なバランスで会話なども交えて時間を過ごしてくださっているように感じます。

支援室は、先生方がよく行き来する廊下に面しているため、通り過ぎる先生が廊下から声をかけてくださったり、時間があるときには中に入ってきてちょこっと会話をしたりもするそうです。校長先生もよく見に来られて声をかけてくださるとか。

一応授業中なので、どの先生も長く話し込むことはなさそうですが、ほんの一言、二言でも、声をかけてもらってる様子が私としてはとても嬉しいです。

支援室には現在息子のほかにも数名の生徒さんたちが通っているようです。当初、先生方は、他にもお子さんがいることで支援室に通いづらいのでは、と心配をしてくださいました。

息子は、何十人もいる教室に行くのはハードルが高いらしいのですが、数名の中なら大丈夫だから行ける、と言っていました。実際に今、問題なく通えています。

子供さん一人ひとり、それぞれ学年も通うペースも違うので、息子一人だけの日もあれば、2~3人になるときもあるみたいです。生徒同士で会話をすることはほとんどないらしいけど、だからと言ってお互い気にする様子もなさそう。

 

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年内の支援室もあと数回です。通い始めてからの息子は、少しずつ背筋がピンとしてきたように見えます。そんなイメージ、です。まだまだこれからいろんな波を越えて行くだろうけど、

大丈夫だ、一歩ずつ。

ちなみに、息子の学校はジャージ登校を許容していて、息子も支援室に通うようになってからジャージも当たり前に毎日着るようになりました。息子は着るものに対するこだわりが強いほうで、制服に比べたらジャージはまだいいけど、なるべくなら着たくなかった最初の頃のことを考えると、これも大きな成長です。

制服は入学式の日に学校にご挨拶に行ったとき以来着ていませんが、受験を考えるなら制服も着慣れないといけないよね、ということで、1月の始業式の日は支援室へ制服で行ってみては!?と、息子に提案しています。どうするかな^^。まあ、息子の判断に任せます。小さくて大きなチャレンジを、ひとつずつ。

もともと明るい息子ですが、支援室に通うようになってまた一段と

ハツラツ!

としています。とてもいいね~って思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

Thank you for reading!

 

 

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