不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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息子とプログラミング

こんにちは!MommySunです。

息子のプログラミング教室の日でした。

息子の唯一の習い事です。教室は家から少し遠いところにあるのですが、コロナの影響によりオンラインで対応してもらえるようになったので、現在は家からオンラインで教室に参加しています。

今日は、息子とプログラミングについてお話ししたいと思います。

 

 

家で始めたプログラミング

息子が最初にプログラミングを始めたのは小学校1年生のときです。

もともと習い事として体操教室に通っていたのですが、ほかにも何か習い事をさせたくていろいろと提案しました。けど学校から帰ってきて習い事に出かけるのは「体操でじゅうぶん」、と断られてしまいました笑。

いま思えば息子は「何かをさせられる」ということに抵抗を持つところがあり、私がやみくもに「習い事をさせよう」としていたことを感じとっていたのかもしれません?!

でも、せっかくいろいろと世界が広がって行く年齢だし、何かもっと出来ることが増えるといいんだけどな~。

そう考えて思いついたのが、ゲーム大好きな息子に向いてそうと思ったプログラミングでした。

 

そうだ、Scratch をやろう!

と言っても、家から近いところにはプログラミングの教室はないし、そもそも、通ってまで習い事はしたくないという息子。

そこでいろいろと調べていて見つけたのが Scratch「スクラッチ」でした。

scratch.mit.edu

 

Scratch は、小学校のプログラミング授業で使用する教材としても紹介されているビジュアル型プログラミング言語です。

www.mext.go.jp

 

誰でも無料でアカウントを作ってすぐに始められます。

Scratchはとりわけ8〜16歳の子供向けに開発されたものですが、すべての年齢の人がScratchプロジェクトを作成し、共有できます。

引用元:https://scratch.mit.edu/parents#faq

子供向けに開発されたものとのことですが、実際に作られている作品を見ると、簡単なものから果てしなく高度なものまで作られています。

Scratch はパソコンやタブレットなどのブラウザー上で動作するので、とても簡単に始められます。これなら、家でも出来るのでは!?

ゲーム大好きな息子に提案しました:

プログラミングでゲームを作るのはどう?
家での「習い事」として、自宅のパソコンで遊び感覚で。

これには息子もすぐに興味を持ちました。

現在の Scratch のバージョン3.0 にはオンラインチュートリアルがあるので、それを参考にしながらすぐに作ることが出来るようです。

Scratch初心者のみなさんには、Scratchから参照できる「Scratchをはじめよう」手順付きガイドを用意しています。

引用元:https://scratch.mit.edu/parents

こんな感じです:

・スクラッチのURLに https://scratch.mit.edu/にアクセスし、「作ってみよう」をクリックすると、

f:id:sunshine-light:20210418134616p:plain

 

チュートリアル画面が表示されてすぐにスタート出来ます!

f:id:sunshine-light:20210418135051p:plain

 

ですが、当時は、確か、そのようなチュートリアルはなかったように記憶しています。

私も夫も、プログラミングについては知識ゼロ。でも最初は教えてあげないとさすがにいきなり一人では出来るはずもない。

考えたすえ、次の方法で始めました:

・Scratch は、公開されているゲームの作り方を見ることが出来るので、人が作ったものを参考にして自分独自のものを作る。

Scratchの使い方が分かる本を参考にしながら進める。

我が家が購入した本は親子で学べるように書かれたものでした。古いバージョンに対応したものでしたのでここではご紹介しませんが、Scratch に関する書籍は検索すればたくさん出てきます。

これが、息子のプログラミング第一歩でした。

最初は親子で一緒に本を参考にしながら制作していましたが、子供の柔らかい脳みそは吸収が早く、小学3、4年生の頃には一人でいろいろな作り方を参考にしながらドンドンと作品を増やして行きました。

でもやはり、独学には限界があり、次第にプログラミングから離れて行きました。

そんななか、不登校に。

プログラミングどころではなくなりました。

 

プログラミング教室へ通おう!

すっかり忘れていたプログラミングですが、5年生になったあるとき、ふとまた息子の視界に入って来ました。

当時の担任の先生が、小学校でプログラミング授業が必修になることを見据え、特別授業としてプログラミングをすることにした、と。

それを聞いて息子が、

「プログラミングならボク、出来るけど。。」

その時だけでも授業に出ようかな、と、一瞬迷うほど、「プログラミング」が気になった様子。

それからまた急にプログラミング熱が再燃。久しぶりに Scratch を開き、また色々と作り始める息子。

もはや親が教えるには限界があるので、しっかり教わる機会を作るなら今かもしれない。

学校に行かなくなって一年ほど経っていて、何かの形で本人のさらなる「学び」になるものを生活に取り入れたいと思ってもいたので、これはよいタイミング!

息子がやりたいことが出来て、無理なく通えそうな教室を探し、体験しに行きました。

小学校1年生のときは出かけてまで習い事をしたくないと言っていた息子ですが、さすがにそこは考え方も成長したようです。

「楽しい」と感じるものがあって、「ここなら通ってもいい」と、息子。

気づけば、通い始めてもうすぐ2年半になります。

 

プログラミング教室に通って出来るようになったこと

使用ツールが増えて表現の幅が広がっている

最初は Scratch をより深く学ぶ目的で教室に通い始めましたが、息子いわく、現在は Scratch 以外にもUnity や Tinkercad言ったものも使っているとか。制作のテーマを決めて、それに合わせて使用ツールを選ぶようです。

発表の場が出来た

学校に行かなくなって、クラスなど、大勢の前で発言したり発表したりすることが無くなっていましたが、プログラミング教室では定期的に制作物を発表する場が設けられています。そのような場では親も参観させてもらえたので、息子が発表する場を見ることが出来ました。現在はコロナの影響で大人数で集まるような発表の場はないのが残念です。

教室の人との関わり

実際に教室に通うときは、制作に集中しつつ、同じクラスにいる人たちや講師の方と適度に会話をして、家族以外の人との関わりを持てる場となっていました。

現在はオンラインで、実際に対面するのに比べるとコミュニケーションは減りつつも、講師と会話し、相談しながら制作している様子がうかがえます。

 

「ゲームが好き」ということから「プログラミング」に繋がって、息子の表現の幅が広がっています。ちなみに今はTinkercadを使ってモノをデザインするのにハマっているそうです。息子に許可を得て、ひとつご紹介:

 f:id:sunshine-light:20210418155539p:plain


最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

 

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