不登校は気づきがいっぱい!

不登校の子を持つバイリンガルママが綴る日々と英語といろいろと。

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息子の留守番

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こんにちは!MommySun です。

今日はお天気も良く、一人で午前中に自転車で銀行、郵便局、買い物などの用事を済ませて来ました。春の風が気持ちよかったです!

その間約2時間、息子は家でお留守番です。2時間程度のお留守番は大丈夫になりましたが、学校に行かなくなったばかりの頃は、お留守番はとても高いハードルでした。

息子が家にいるのはいいとして、平日昼間に私が外出の用事があるときには留守番をしてもらわないといけません。

それまでは、私の用事は息子が学校に行っている時間帯に済ませていたり、夫や両親に預けたりしていて、特に長時間の留守番をさせる必要がありませんでした。

はじめて、やや長めの留守番をしてもらうことになった時、いい機会だから慣れてもらおうと思い、

ちょっと用事があるからお留守番お願いしたいんだけど、一人で留守番してても大丈夫なようにしっかり確認事項を組み立てよう!

と息子に言いました。

 

 

留守番の際の決め事

当時、カウンセラーさんから、予定や先が見通せたほうが息子が安心できるので、できるだけ詳細に物事を決めた方がいいとアドバイスを受けていました。

そのアドバイスを受けて、息子の安心と安全を考えて、先を見通せるよう、次のことを決めました:

  • 出かける場所の位置、ルート、おおよその所要時間の確認。(どんなに長くても2時間以内を心掛ける)
  • 家族の電話番号、学校や知人の連絡先を紙に書いておき、何かあれば自分で連絡する。
  • 外出先から適度に自宅に電話をし(まだスマホを持たせていなかったので)息子の様子を確認する。
  • 電話が出来ない場合を考え、家のパソコンでメールのやり取りの仕方を教え、何かあればメールで連絡する。
  • もしも地震があった場合の対応を確認する。
  • 私以外からの電話、ドアチャイムは鳴っても取らない。
  • 何かのときには、鍵を持ってご近所さんに駆け込む。
  • 火の元は触らない。
  • ゲームなど、好きな事を自由にしてていい。

以上をお互い確認し、初めて2時間ほどの留守番をお願いしました。 

対策バッチリ!のはずでした。

 

息子: 留守番は怖かった

外出から帰ると、留守番していた息子は、気が張っていたのがホッとしたのもあり、怖かったと大泣きました。

やっちゃった・・(>_<) 私は、大反省。

それまで長時間の留守番をしたことがなかった息子。10歳そこそこの息子にとって、いくら家にいるからと言って、息子にとっては「初」の「急」な「長時間」の留守番だったのです。息子は、

 

留守番している間に何かが起こったら

どうしようどうしようどうしよう

 

繊細で敏感な気質の息子は、そう思い始めたら怖くて仕方なかったけど、一生懸命我慢してたみたいです。

思えば、私だって、そのくらいの年齢の頃は必ず家族が誰か家にいて、一人で留守番をすることがなかったです。まるっきり一人で留守番するようになったのは高校生くらいの時かもしれません。

それでなくても心が不安定になっていた息子には、1、2時間でも留守番は恐怖でしかなかったのでした。

どんなに対策はバッチリでも、先や予定が見えるように詳細に確認しても、息子の「気持ち」が付いて来てなければ全く意味をなさないのです。

 

反省を活かし、発想の転換

最初はそのような失敗をおかした私ですが、だからと言って外出をまるっきりしないわけにも行かないので、その後は考え方を変えて、

  • 連れて行けるものは一緒に連れて行く
  • 夫や両親に預けられる時を選んで外出する
  • 毎日買い物に出て、まずは30~40分の留守番に慣れてもらう

など、そもそも長時間の留守番をさせる状況をなるべく作らないようにしつつ、少しずつ留守番に慣れてもらうようにしました。

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今は

当初に比べて息子も心身ともに成長し、スマホを持つようになって連絡手段が以前より楽に出来るようになったこともあって今日のように数時間の留守番をたまにお願いしても大丈夫になりました。

「行ってらっしゃーい」も「おかえりー」も、ゲームをピコピコさせながら笑って言ってくれます。最初に作った「留守番の際の決め事」は今も活用しています。

緊急事態宣言が明けたことでまた少しずつ外出・留守番の機会も増えるかもしれません。成長とともに、もっと長い時間の留守番も大丈夫になるだろうと思っていますが、

焦らず、先走らず。

息子の気持ちを確認しながら、と思います。そこが一番大事!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

 

 

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