ヒプノセラピーで胎内記憶
こんにちは!MommySunです。
6月は私の誕生月です。長い階段を下りるときに膝が痛むことがあるものの、健康にアラフィフライフを過ごせていることに感謝です。
50代目前のあるとき、縁あってヒプノセラピー(退行催眠)のセッションを受けました。自分が生まれる前の「胎内記憶」というものにとても興味がありました。
☆お腹のなかにいたときの自分。どんな感じだったのだろう??
☆なぜ私はアメリカで生まれたのだろう?
これらのことが知りたくて、ヒプノセラピーで「胎内記憶」をたどりました。
リクライニングチェアに座り、目を閉じてリラックス。セラピストさんの心地よい声による誘導で、意識が、夢や眠りとも違う別の状態に入って行く感覚になりました。
その時の回想です。
空から降りてきた?
セラピストさんが聞きました:「あなたは今どこにいますか?」
私は空にいました。
自分の体があるわけではなく、強いて言えば「目」だけの状態。
隣りに誰かが一緒にいるような気がしました。その人に、
「私はあそこに行けばいいの?」
と、地上でピコんピコんと光を放つ場所を見て言いました。
隣にいる人に促され、私は一人でシューっと、ピコピコ光ってる場所を目指して降りて行きました。地上が目前に迫ってきて、次第にその光は、ある家から放たれているのが見えます。
次に気付くと、家の中。
「ここでいいんだよね?」
と、少し不安げな私。
そしてまたセラピストさん:「そのあと、あなたはどこにいますか?」
私は感じました。
「ここは、お腹のなかかも。」
お腹のなかはこんな感じだった?
そこは、とても温かい感じがしました。
真っ暗なのに、とても明るい。
プラネタリウムのように暗い、でも水族館の水槽のようにライトアップされてて明るい、そんな感じ。
よく見ると、母が穏やかに微笑んでお腹を見ています。父も何やらワハハと笑っています。
家族がいます。その光景が見えます。
ここにいれば私は安全。ずっとここで遊んでいたい。
安心感に包まれた場所。
あたたか~いお風呂のなかで浮遊しているような感覚。
なぜアメリカだった?
ヒプノセラピーで知りたかったことの一つですが、空からシューっと降りているあたりで
「国は関係ない」
という言葉がよぎったのを覚えています。
つまり、国を選んで生まれたというより、
この家族とこのタイミングを選んできたら、そのとき家族がアメリカにいた
という感覚です。
アメリカで生まれたことで今の自分があるのですが、そもそも、生まれてくる時点ではどの国かが大事だったのではなく、この家族を選んできたことが大事という感じ。
なるほど~、そういうことか。
いよいよ生まれる!?
どうやらそのときが来たみたいです。
お腹のなかにいる私は、どこか「あせってる」気がしました。
「どうしよう、どうしよう、ここから出なきゃいけない!」
「どうしよう、どうしよう、生まれちゃう!!!」
そして次の瞬間、ハッキリ聞こえた自分の声は、
「眩しいっ!!!」
でした。暗闇から外に出たときの光のまぶしさに驚きおののき、ギャーギャーわめいている感覚に包まれました。
このようにして、私は生まれました。
ヒプノセラピーを体験して気づいたこと
セッションでは、生まれてからもう少し記憶を遡りました。
「あなたが一番幸せと感じる年齢に行ってみてください」と言われて頭に浮かんだのは3歳くらいの頃の自分。
3歳くらいの楽しかった記憶が鮮明に現れました。また、その頃の自分の目から、大人になった今の自分が見えてきました。
そこでふとよぎった感覚は、
「もっとふざけたかった。」
3歳くらいの頃は、思うままに遊んで笑ってはしゃいで、とにかく楽しかった。なんの心配もない。家族とふざけてゲラゲラ笑う日々。
でも年齢を重ねるにつれて、はしゃいで遊んで笑ってだけでは進んで行けず、「こうしなくちゃ、ああしなくちゃ」と自分を追い込んで割とマジメに生きて来たと思います。
こうあるべき、こうするべき。いつしかそのように生きることが安全と考えていて、楽しくふざけることに抵抗すらあったかもしれません。
ふざける、って?
ところで、ふざける、って?色々な解釈がありますが、
もっと気楽に!
遊び心を持って!
楽チンでいい!
こうじゃなくていい!
おもしろおかしくていい!
笑い飛ばそう!
私の場合、そんな感じでしょうか。
もっとふざけていい!だって、ふざけたかったんだもん。
セッションを通してどのように感じたかをセラピストさんに聞かれたとき、
「私はもっとふざけたかったみたいです。」
そう言葉にしながら自分でもなんだかとてもとても納得して、とても気持ちが軽くなったのを覚えています。
ヒプノセラピーによる胎内記憶は、私自身のそのときの無意識の作り話しかもしれませんし、本当の記憶かもしれません。
う~ん、でも、実際にそのような体験をしたんだろうなぁという漠然とした確信、感覚があります。もともとお腹の中いたときの感覚が知りたかったのと、なぜアメリカで生まれたのかを知りたかったのですが、どちらも知る事が出来たと思っています。
ただ結果的にはそれが嘘か真かということよりも、それを通じて私自身の思いに改めて気づけたことに意味があったと感じます。
これからも誕生日には誕生の瞬間を思い出しながら自分に言います笑:
「自分、ふざけてるか~い??」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Thank you for reading!
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